ベトナムでビジネスを成功させるために絶対に必要なもの

先日、高校時代の友人が彼の働く会社の社長や幹部とともに、ベトナムへ出張に来ました。
10年ぶりの再会でしたが、お互いまん丸に大きくなっていて苦笑しました。

ところで、かれの働く会社はベンチャーですが、いろいろと新しいことに挑戦しているようです。
その社長を含めた幹部と食事をしていたら、いきなりお題を出されました。
「もし手元に数千万あってベトナムでビジネスをするなら、どんなビジネスをしますか?」

いちサラリーマンにこんなこと聞くなよ-ッて感じでしたが、日頃から日系飲食店の浮沈を目の当たりにしているので、
「飲食店は無いな」と思いました。

あまりに突如なお題だったので、うまい答えが見つかりませんでした。
未だに時々考えますが、いまの自分がベトナムでビジネスして成功しそうな案は無いです。
ただし、これだけは必要だと思うキーワードは思いつきました。

絶対成功するという情熱

日本食店飽和状態のホーチミン

最近、ベトナムでよく見かけるのは、中途半端にお金だけ投入して、事業を起こして失敗する例です。
特に飲食店では多いですね。

「ベトナムは日本食店が流行っているから、いまベトナムに出店すれば儲かる!!」
なんてだれかが吹き込んでいるのでしょうか、いまのベトナムは日本食店が飽和状態です。

しかも、ベトナム人経営の安い日本食店も増えてきているので、日本人経営の高いお店には一筋縄ではお客さんがつきません。
それなのに、お金だけ投入して、幹部レベルの日本人を現地に送らず、マーケティングも現地のコンサル任せ、そんなやり方でも出店している店が目につきます。

わたしも、新しい店ができると一度は行ってみますが、何か伝わってくるものがないと、二度と脚を運ぶことはありません。
その何かとはオーナーの情熱が形になったものだと思います。
たとえば、味であったり、接客やサービスであったり、もう一度ここに来たいな、と思わせるものが必要です。
他店と差別化できる付加価値がないとダメだと思うのです。

15年位前のホーチミンは、日本食店がほとんどなく、その頃の日本食店はかなり儲かったようです。

 しかし、ここ数年の間、たくさんの日本食店が閉店していくのをみてきました。
お金だけだして、ベトナムで事業して成功する時代ではないです。

ベトナムを知る

日本で成功していても、ベトナムで成功させるには、ベトナムやベトナム人をもっと知る必要があります。
ベトナムで飲食店をやる上で最低限知っておきたいのは、ベトナム人は本当に美食家ということです。

食に対するこだわりは、日本人並みにあると思います。
ただ、味の好みや文化が違うだけです。

「飲食店をやるなら、美味しいものを提供する。」
というのは、最低限の必須事項です。

でも意外とそれをできていない店もあります。
ベトナムで飲食店をはじめても、ベトナム人にお店をまかせてしまうと、店のコンセプトがあいまいになったり変わってしまったり、味をにばらつきが出てしまったり、とした問題があるようです。

もともと、日本とベトナムでは文化も考え方も違いますから、まずは、日本のやり方を従業員に浸透させる必要があります。
もし、最初のお店をオープンするなら、オーナーレベルの日本人幹部が情熱をもって店を仕切る、くらいでないとなかなか成功まで結びつかないようです。

それでも夢のある国ベトナム

飲食店を例にあげましたが、他の事業でも同じだと思います。
旗を振る人が情熱をもっていないと成功は難しいです。

ただ、ベトナム人はプライドが高い分、上昇志向を持っている人が多いですので、うまくやる気を引き出してあげると、素晴らしいパートナーになります。
現代のベトナム人は火がつきやすいですから、会社全体で上昇志向の雰囲気が生まれたら、爆発的に成功する可能性もあります。

そういう意味では、夢のある国です。

ベトナムで事業をするなら自ら乗り込んでこい

最近、友人や知人から
「ベトナムで事業をやりたいから手伝ってほしい」
とか言われます。

でもよくよく話を聞いてみると、お金だけ出すからそっちでうまくやってくれ、
なんていう向こうに都合のいい話ばかりです。
僕は、ただのサラリーマンですので、そんな副業なんかする時間もないし、そもそも会社にバレたら大変です。
それに、もしお金をかけるなら成功しなければ意味がありません。

成功させるためには、お金を出す人が情熱をもって事業に取り組むべきだと思うのです。
ですから、僕はいつもこう答えます
「何かしたいなら、自分でやってくれ。事業立ち上げまで最低3ヶ月はベトナムにいるつもりなら、出来る限りの協力はするよ。」

自分から体当りしてベトナムにぶつかって、壁にあたって撤退するか、情熱をもって壁をぶち壊すか、どちらしかない

そう考えていると、自分が情熱をもって壁にぶち当たれるビジネス。
単なるアイディアではなくて、
自分が心からやりたいと思っている仕事をビジネスにするのが、ベトナムで成功する秘訣なのだと思っています。

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