ベトナム喫煙規制の建前と実態

こんにちは、魁人です。

ベトナムのタバコのパッケージはグロいです。
僕がベトナムに来た頃は、ベトナムのタバコのパッケージは日本と変わらない普通のパッケージでした。

で、いつの間にタバコのパッケージがグロくなっていたんですよ。
僕は喫煙者ではないので、すぐに気づかず、本当にいつの間にかでした。

理由は、2010年にから喫煙規制が本格的になったからです。
↓資料はこちら
【ベトナム】 公共の場における喫煙規制

難しく書いているので要約します。

【ベトナム】 公共の場における喫煙規制(要約)

(1) たばこ消費の削減を目的とした政策
①啓発活動
②広告規制
③たばこパッケージへの警告文の表示、
④たばこ税の引き上げ
⑤禁煙の支援
⑥禁煙エリアの設置
(2) たばこ製品の供給削減を目的とした政策
①たばこ生産にかかる規制、
②たばこ販売にかかる規制(18 歳以下の者へのたばこ販売禁止を含む)、
③たばこ輸入の禁止、
④たばこ製品の密輸にかかる規制
(3) たばこ規制に関する国際協力
(4) たばこ規制政策の実施:国家たばこ規制プログラムを設置し、組織的にたばこ規制政策を実施する。
(5) 国家たばこ規制プログラムの実施:政府決議を実施する運営委員会を設置する。
(6) 閣僚から草の根レベルまですべてのレベルにおけるたばこ規制政策の実施

たばこ規制枠組み条約に関する実施計画に基づく喫煙規制と現状

<喫煙禁止区域>
学校、幼稚園、保健関連施設、図書館、映画館、劇場、コミュニティー文化施設、屋内のオフィス、爆発・火災の危険の高い場所、及び公共交通機関

上記の場所において喫煙が禁止され、これら喫煙が禁止されている場所においては「禁煙」の標識を掲示することが定められた。

<喫煙場所の設置>
屋内の公共施設(体育館、屋根付き競技場、展示会場、鉄道駅、バス停、空港、港の待合室)、及び屋内の娯楽施設、バー、カラオケ、ホテル、ディスコ等
上記における喫煙は、換気設備を備えた特定の喫煙場所でのみ許されることとなった。

さらに、
これらの喫煙規制に違反した者には、50,000 ベトナムドン(US$2.6)から 100,000ベトナムドン(US$5.2)の罰金が科せられる。

ベトナムの喫煙の実態

ベトナム在住の方なら、上の規制がほとんど守られていないことに気づくと思います。

規制は厳しいけど、実態がおいついていません。
ベトナムのタバコは、100円程度で買えるし、普通に道端のオッサンはタバコを吸ってポイ捨てしています。
僕がよく買い物にいく市場では、肉屋のオッサンがくわえタバコしながら肉を切り出してくれます。
さすがに空港やデパートなど屋内でタバコを吸う人は見かけませんが、屋外ではタバコ天国です。

ちなみに、ベトナムの喫煙率は世界で23位です。

ベトナムの喫煙規制がはじまったのが2010年ですが、2015年になってもあまり喫煙率が下がっておらず、それほど効果はみられないようです。

税率が上がった割には、ベトナムのタバコの価格は安いです。
1箱100円程度なので、お金のかかる嗜好品ってわけでもありません。
僕の主観ですが、収入の低い人(工員などの労働者)の喫煙率が高く見えます。
なので、やはり1箱300~400円まで値上げするのが、喫煙率を下げるのに一番効果がありそうです。

ラオスのキセル? THUỐC LÀO

ついでにベトナムでたまに長いパイプを吸っている人を見かけます。
「THUỐC LÀO」といい、直訳すると「ラオスのタバコ」になりますね。
僕は吸ったことないですが、うちの嫁の家族とか普通に吸っています。
下の動画は、外人がキセルを吸って倒れそうになっています。
結構キツそう。

ちなみにネットで検索すると、このパイプたばこ(キセル?)を水タバコと書いてあるのみかけるんだけど、水タバコってシーシャのことだからちょっと違うと思います。

ベトナムで水タバコ(シーシャ)

水タバコは何度か吸ったことあります。
ホーチミンのアラブ系レストランで吸えます。
上の動画ように女性がシーシャを吸っているのをみかけましたね。

これも、けっこう問題になっているようです。

 ハノイ市バックマイ病院メンタルヘルス研究所のグエン・ミン・トゥアン副所長によると、水タバコは少なくとも40分以上かけて楽しむもので、煙を50~200回吸引するため、吸い込む煙の量は紙巻きタバコの100~200本分に上る。吸い込むニコチンの量も紙巻タバコより75%多い。

 また、水タバコを複数人で回し吸いする場合にマウスピースを交換しなければ、感染症にかかる恐れがある。タバコに大麻や中毒性物質を混ぜて吸うような危険な行為も、若者の間で行われているという。

引用 ベトジョー https://www.viet-jo.com/news/social/150318084012.html

ベトナムではけっこう簡単に吸えます。
僕はあえてススメませんが、もし興味のある方は、
「シーシャ ホーチミン」「水タバコ ハノイ」
とか検索してみてください。

タバコの害を伝えるCM

最近、ベトナムのCMでタバコの害を伝えるCMをみかけるようになりました。
路上の取り締まりより、メディアでタバコの害を伝えていく方針のようです。

おまけ 80年代の日本のCM

ついでに、面白い動画を見つけたので、貼り付けておきます。
80年代の日本のタバコのCMです。
たばこ=かっこいい
というイメージを植え付けるCMですね。いまでは考えられない!

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