これから落ちぶれる人と台頭する人

これから落ちぶれる人と台頭する人

いまの世の中は、無料で有料クラスの情報が手に入るようになったなぁ、と実感する今日このごろ。
逆に、無料で手に入る情報をいかにも特別な内容のようにパッケージングして、高価格で売りつける詐欺のようなビジネスもみかける。
僕も情報商材を買ったことがあるが、1万円くらいなら勉強代として済ますことにした。

ところで、機能TWITTERで流れてきた記事がヤバかった。
こんなんが無料でネットにアップされてるなんていい時代だわ。

マーケどうこう書いてあるけど、ブロガーやアフィリエイターはもちろん、個人で仕事している人、サラリーマンとして管理職を目指している人には参考になる部分が多い。

ボリュームがありすぎて、要点をまとめづらいけど、ここでは下記について理解しておけば良いと思う。
抜粋して引用したけど、それでも長い。

「原因特定解像度」と「サイクルの短さ」

1サイクルが長く、原因特定解像度が低いと、単位時間当たりの学習量が少なく、スキル蓄積のペースが遅く、成長速度が遅くなってしまう。

式にすると、こんな感じ:

成長速度 = 単位時間当たりの学習量 = 原因特定解像度の高さ × サイクルの短さ

 

これに比べると、ITエンジニアの場合、原因特定解像度は、すばらしく高いことが多い。
間違ったプログラムを書いたら、期待通りに動かない。その原因は、多くの場合、かなりはっきり特定できる。
プログラムを改良したら、劇的にパフォーマンスがアップしたとする。その場合も、パフォーマンスが改善した原因は、かなり明確に特定できる。

しかも、プログラムはテスト環境で動かせるので、いくらでも試しに動かしてみることができる。このため、1サイクルが非常に短い。

これがマーケ施策だと、多くの場合、「テスト環境」を非常に作りにくい。本を売る「テスト環境」を作って、何冊売れるか計測してみることは、できなくはないが、手間とコストを考えると、現実的ではないことが多い。

ネットのインフルエンサーも、原因特定解像度が高い。
嫌がられるツイートをすると、みるみるうちにフォロワーが減っていくし、好まれるツイートをすると、みるみるうちにフォロワーが増えていく。
ツイートは140文字しかないから、何が原因でフォロワーがそれを不快に思ったのか or それを好んだのか。10万字の本なんかとは、比べ物にならないほど高い解像度で、原因が特定できる。

もちろん、遊びでSNSをやっている人は、フォロワー数が増えようが減ろうがどうでもいいことだろうが、フォロワー数がビジネスに影響するような人の場合、そうも言ってられない。

原因さえ特定できれば、どのようなツイートを避ければフォロワーを減らさずに済むかを学習できるし、どのようなツイートをすればフォロワーが増えるのかも学習できる。

しかも、1サイクルが非常に短い。短ければ数分、長くても数時間で、「試行 → 成功・失敗が判明 → その原因が判明」のサイクルが回る。試しにツイートをしてみて、「あ、失敗したな」と思ったら、すぐに削除して、悪影響を最小限に留めることもできるから、気軽に、いくらでも試行ができる。

マーケ人材の職場環境も、すでに一部では、そうなっている。

たとえば、スマホアプリやWebアプリの開発やプロモーションをする場合、2週間サイクルでA/Bテストをやっていたりする。A案、B案、C案で、どのUIが一番離脱率が低いか、どのプロモーション施策が一番拡散率が高いかがわかる。それぞれの案は、ほんの少しの違いしかない。このため、何が原因でB案が一番離脱率が低いのか、何が原因でC案がバズったのか、原因をかなり高い解像度で特定できるのだ。

このように、「低解像度×長サイクル」の環境は、未舗装の狭くて曲がりくねった道を進むようなもので、「高解像度×短サイクル」という高速道路に比べると、学習効率が非常に悪いのだ

 

原因特定解像度が超重要なわけ

個々のマーケ施策の成功・失敗に一喜一憂するするマーケ人材をよく見かけるが、そんなものより、「成功・失敗の原因特定解像度」のほうが、はるかに重要だ。なぜなら、それは、中長期的な成功・失敗を決めるからだ。

失敗の原因が特定できなければ、次に、いったい何をやったら失敗を回避できるのかがわからない。
成功の原因が特定できなければ、次に、いったい何をやったら成功に結びつくのかがわからない。

落ちぶれるハイコンテクスト人材、台頭するローコンテキスト人材

この章では、

(4)日本市場の縮小とともに、日本市場に特化したハイコンテクスト・マーケよりも、グローバルに展開するためのローコンテキスト・マーケの需要が高まる。

について解説する。

これも、最初にチャットのログを見た方がいいだろう。

チャットログから引用(山口さん発言)

マクロでみると、最大の変化は、人口構造と共に、所得や消費の二極化にあるのでは?という仮説があります。
車を例にするとわかりやすいのですが、6万ドルを超えるような高級車と、1万ドルを切るような低価格車は、世界的にみて市場が伸びる成長性が高いが、中価格帯の車は、どこかで伸びが止まるという予測の見かたもあります。それは、今後のグローバル市場全体でみても、経済の全体レベルは底上げされていっても、長期的には富が偏在し、(相対的な)中間所得層の構成比は減り、消費も二極化するという見かたです。これは人によって予測もばらつくため、その精度は怪しく、仮説の正しさの判断は私もできないのですが、このシナリオは日本の企業の競争力には大きな影響を与えます。一般論として、日本のグローバルに成功したメーカーは、中価格帯であることが多く、高価格帯と低価格帯は弱いという傾向があるためです。国内市場はすでに、ビール、化粧品、自動車など、中価格帯市場が縮小し、高価格帯と低価格帯の構成比があがっている市場が散見されます。この流れがグローバル市場でも起きた時、高価格帯市場を確保できるほどのブランド構築力がなく、低価格帯で戦えるほどのコスト競争力のない日本メーカーは、大きな問題に直面します。おまけに得意とする中価格帯でも韓国や中国のメーカーから市場を侵食されていく圧力もあります。現在のスマホの世界市場での日本企業の敗退パターンが、他のカテゴリでも起こるという悪夢です。
いまは一部のメーカーが問題を認識し、長期的な戦略テーマとして水面下で対応検討していますが、この中価格帯での戦い方に最適化しきった組織体質を本当に変えて、変化適応できるのかはわかりませんし、まだ成功した会社はないように感じます。あと、もうひとつは、グローバル化に伴い、ブランドコミュニケーションも変わっていくのは、ローコンテクスト化です。日本は島国であったり人種的な多様性がないので、文化的には非常に入り組んだお約束ごとが幅広く共有されており、ハイコンテクストなコミュニケーション施策が多く、それが成立しやすい特徴があります。
しかし、海外で多くの国に受け容れられるブランドコミュニケーションとは、前提となる文化や文脈共有のない状態でのローコンテクストな市場に受け容れられるコミュニケーションコンテンツや表現です。世界的な価値観調査をすると、国をまたいで支持の強い価値観は、家族愛などが象徴ですが、そこまで多くはありません。
つまり、コミュニケーションのクリエイティブの作り方が、ハイコンテクストな環境で細かな表現や演出でエッジを利かすものではなく、ローコンテクストな環境でメジャーな価値観に向けて深くささるような、相対的には正攻法な作り方に変わらざるをえません。(もちろん高級ブランドのような、一部の人にわかればよいという排他性が価値になるものは、引き続きハイコンテクストなコミュニケーションが維持されるでしょう。)このようなローコンテクストなクリエイティブとなったとき、現在の日本の広告代理店やクリエイターの多くは競争力を失います。これは英語の言語対応の問題だけでなく、無意識レベルで、日本市場のハイコンテクストな文化に過剰適応していることも原因のひとつと思います。私のクライアントのグローバルな日本メーカーは、日本国内のコミュニケーションにおいては国内の広告代理店に声をかけますが、グローバルなコミュニケーション施策においては、すでにコンペの開催そのものが米国となり、そこでは日本の広告代理店には声がかかりません。もちろん電通などはそこへの危機感を含め、コーポレートとしては海外の会社を買収して適応していますが、マーケター個人のキャリアとして考えると、いかにローコンテクストな文脈に対応した作り方をするか?は、大きなマインドセットの転換になります。

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