ハノイ大聖堂礼拝堂| Nhà nguyện Hà Nội

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概要

ハノイ大聖堂の敷地内には、1867年につくられた最古の教会建築の遺構があります。
1層部が洋式で、2層部に越式の木造建築を重ねたように建つ礼拝堂です。
洋式型角柱の上には、ベトナム木造柱がのっています。屋根架構もベトナム伝統的な架構です。
2階部分は柵があり、一見ベランダがあるような作りでしたが、建設当時は床がはられてませんでした。

仏越式ともいえるような、西洋と東洋、フランスとベトナムの折衷洋式の建物です。
外観からは横長の平面構成にみえるが、内部に入ると長手方向に向かって席が配置されています。南側は2階建ての礼拝席で、北側には祭壇があります。
外見は寺院建築のような横長の建物ですが、実際は礼拝堂なので奥行きを感じる平面構成です。
そういう意味でも仏越折衷した特殊な建物です。
日本では、和洋折衷建築が多く現存していますが、ベトナムにおいて仏越折衷スタイルは希少な建築です。
ハノイ大聖堂に圧倒されますが、その横にひっそりと佇むこの礼拝堂も是非訪れてみてください。

※大乗仏教の寺院建築は、横長スタイルが主流で、入り口から入って仏像までの距離が近い。そして本尊の横にはさまざま仏像が並んでいます。
教会建築は、奥行きのある平面構成が主流です。入り口から、マリア像・キリスト像の距離までが遠いのです。
この違いを意識してみると西洋と東洋の宗教観の違いが建築に現れていることがわかります。

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