今週のビンズン省 コロナ関連、8月15日更新

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先週のまとめでは、減少傾向にあると書きましたが、ビンズン省の新規感染者数は今週に入ってから急増してしまいました。
理由を調べたところ、封鎖エリア内にて第二回目の一斉検査が行われているためとのことです。

ワクチン接種も進んでいますが、現在ワクチンがなくなってしまい、入荷待ちのようです。中国シノファーム社製のワクチンVelo cellはありますが、ベトナム人のほとんどは接種に同意しないそうです。筆者もなるべく避けたいと思っています。

ベトナム全国での新規感染者数は、9000人前後で横ばいです。ただし、よくみると今週はビンズン省の折れ線とほぼ同じ動きをしていました。それだけビンズン省の感染者数の割合が大きくなっていることがわかります。
ホーチミン市で4000人前後で推移していますが、これから減るか増えるかまだ予測がつきませんね。
気になるのが、ホーチミン市に接するドンナイ省とロンアン省の新規感染者数が徐々に増えていることです。どちらも第二のビンズン省となる可能性があります。

また今週は、ベトナム全国での死亡者数が平均300人ほどになっています。
日本は新規感染者数が2万人超えましたが、死亡者数は週平均20人未満程度です。ワクチン接種率の割合、医療体制の違いがここにきて出てきたのでしょうか。

新型コロナは突然病状が悪化することがあるようです。元気だった人が数日後重症化して亡くなる例が出ています。
ベトナムの野戦病院で酸素吸入器は用意されていますが、人工呼吸器やECMOはICUのある病院でないと受けられません。重症化後、病院への搬送が間に合わない方が亡くなっています。

重症化する方もいれば、無症状の感染者も多いようです。無症状だと自分の感染に気づかず、知らぬ間に周りの方に感染してしまうこともあります。
症状が人によって両極端のため、対策の難しいところです。

ビンズン省は8月15日までに、最も安全な「グリーンゾーン」と感染の危険性を含む「イエローゾーン」そして危険なエリアホーチミン市に隣接する「レッドゾーン」に区分けして対応を行い、残り2週間8月末までに感染を抑え込むことを目標としています。
グリーンゾーン内の企業は規制緩和される可能性がありますが、具体的な内容は本日時点で発表されていません。

2021年8月14日(土)

2021年8月13日(金)

2021年8月12日(木)

2021年8月11日(水)

2021年8月10日(火)

2021年8月9日(月) 

2021年8月8日(日)

編集後記

10年来のベトナム人の友人が新型コロナで亡くなりました。
陽性となり、隔離施設へいることは知っていたので、一度電話で話しました。
その時は、熱と咳はあるけど、まだ軽症で隔離施設にいました。
それから4日後、酸素吸入器のある野戦病院へ移り、翌日亡くなってしまいました。訃報を聞いたその日は、ショックで何もできませんでした。

コロナに対しては、インフルエンザのようなものだと考えていたのですが、それから考え方を改めました。
亡くなった友人は、酒もタバコも呑む典型的なベトナム人中年男性です。最近は若干肥満気味で、痛風持ちでした。とはいえ、40代だし普段は元気だったので、まさかコロナで亡くなってしまうとは思いませんでした。

一方で、上にも書いたように、感染しても無症状の人もいます。隔離施設にて無症状のまま3週間を過ごして、無事陰性が確認されて家に戻った人を何人も知っています。

だからと言って、自分や家族が軽症で済むとは限りませんし、コロナに対しては油断せずに、最善を尽くして対応していくのが今できることだと思います。

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