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今週に入り、新型コロナ新規感染者数の急増はみられなくなったビンズン省ですが、まだ毎日1000人近くの新規感染者が出ております。
感染者数が増えれば病状がでる患者が増えてきます。ビンズン省は軽症以上の患者に備えて、隔離施設の他に野戦病院の準備を急ピッチで進めてきました。
ビンズン省では、新型コロナ感染者の病状を3段階に分けて、病床を用意しています。
第一段階 無症状感染者用隔離施設
60%の無症状感染者向けには学校などを利用した隔離施設 10,000床が用意されています。
1教室に最大10人くらいが、21日間隔離されます。陰性が確認されれば帰ることができます。病状が悪化すると野戦病院へと移送されます。
第ニ段階 軽症〜中等症患者向け野戦病院
35%の軽症〜中等症患者向けに急遽準備された野戦病院7,000床用意されています。先日は、フック国家主席が視察されました。
野戦病院に人工呼吸器はありませんが、酸素吸入器は用意されています。
さらに病態が悪化するとICUへ移送されます。
第3段階 重症患者向けICU
5%の重症患者向けのICUは400床用意されています。
最大1000床までは増やすことができるそうです。
なお、外国人患者向けに、2つの病院が指定されています。
万が一感染が発覚したら
万が一新型コロナ陽性となった場合は、日本国総領事館へ連絡してほしいとのことです。どのようなサポートが受けれるか不明です。
なお、総領事館として、このコロナ感染拡大の中、在留邦人の皆さまの状況の把握に日々努めておりますが、万が一感染された等の場合には総領事館までご連絡いただけますようお願いします。またこのような状況の中、単身赴任をされている方を始め、孤独・孤立といった問題に直面されている方もいらっしゃるかと思います。
日本の外務省(領事局及び在外公館)は、国内NPO団体と連携し、在外邦人の皆さんが抱える孤独・孤立及びそれに付随する様々な問題に対してきめ細かく対応します。悩みをお抱えの方々は、以下の団体の窓口で日本語によるチャット・SNS相談等を受けることができますので、ご利用ください。
https://www.anzen.mofa.go.jp/life/info20210707.html
(連絡先)
在ホーチミン日本国総領事館 電話番号:+84-28-3933-3510
在ホーチミン日本国総領事館のメールより
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