ベトナムのお盆の過ごし方について

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ベトナムのお盆の過ごし方

ベトナム在住の方ならわかると思いますが、ベトナムにいてもお盆を意識することってないですよね。
それよりも、中秋「Trung Thu」の方がわかりやすいです。
街中に、ベトナム語で「Bánh Trung Thu」と呼ばれる月餅が売られるようになりますから。

ラジオではそんな話をするわけにはいかず、ベトナムのお盆について調べました。

ベトナムのお盆

ベトナムでも、先祖の霊を供養するお盆の習慣があります。“Xá(赦す)Tội(罪)Vong(亡)Nhân(人)”は、死者の罪を赦し地獄から救うという意味です。 盂蘭盆の起源である、釈迦の十大弟子目連(もくれん)尊者が母を地獄の苦しみから救うために供養したという説話を表した呼び名です。“Vu Lan(盂蘭ヴーラン)”とも呼ばれます。

 またこの日は、Tết Trung Nguyên(中元節)とも呼ばれます。中元節とはもともと道教の行事で、昔ベトナムでは、仏教には関係のない、農閑期に宴会などをする祝日でした。それが仏教の行事と一緒になり変化してきたことから、中元節の呼び名も残っているわけです。

引用 http://hanoirekishi.web.fc2.com/obon.html

ベトナムのお盆にあたる中元節(ちゅうげんせつ)は旧暦7月15日に行われ、今年は、8月25日(土)ということです。
確かに、8月になるとベトナムの獅子舞を見かけたり、お寺参りしたりする人が増えている印象はありますね。

ベトナムの宗教的な行事は中国から入ってきたものばかりです。

華僑系の個人事業者は、浮遊霊に取り付かれないようお盆の儀式を盛大に行う習慣がある。お供え物には、紙製の冥器のほか、ブタ・ニワトリ・カニの「三肉」、米・塩・サトウキビ、果物、お菓子、小額紙幣などがある。

引用:https://www.viet-jo.com/news/social/180827205925.html

ベトナムのお墓

ベトナムは8割の人が仏教徒と言われていますが、街のあちこちに教会を見かけるようにキリスト教徒も多いです。
うちの嫁の親は経験な仏教徒で、月に2回神棚に向かってお経を唱えています。
義理の父はすでに亡くなっていますが、お墓は家のように豪華な作りです。

これは、仏教徒の墓で、キリスト教徒の墓は別の墓になります。
ベトナムのお葬式も豪華なように、ベトナムは祖先を敬う気持ちが強いです。これは道教や儒教の影響ですね。

ベトナムの命日の過ごし方

ベトナムのお盆については、いつの間に過ぎているので、ここでは家族の命日の過ごし方を紹介します。

先日、義父の命日でした。
その日は義理の兄の家に行って、義父を弔いました。

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